【イカスミポーション】可愛いキャラクターの反応を楽しむ、ポーション販売【評価・感想】

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今回取り上げる作品は、素材を合成してお客が求めるポーションを販売していく『イカスミポーション』です。

さまざまな都市と、多種多様な種族が暮らす世界。
その世界で主人公は、ポーション販売を通して人々の悩みを解決していきます。

それと同時に、“店主のスミミはなぜポーションを販売しているのか”という小さな謎にも少しずつ近づいていく物語性も描かれています。

ゲームシステムはいたってシンプル。
素材を組み合わせてポーションを作り、お客に合ったポーションを販売するだけ。失敗してもすぐにやり直すことができ、リトライ性も高く遊びやすい作品です。

それでは、イカスミポーション』のゲームレビューをお届けします。

ホタ
20本目!ポーションを手渡すたび、お客さんのいろんな表情に出会えると思うな。
目次

概要

ジャンルアドベンチャー
プラットフォームsteam
開発元Nyamoli@
販売元Nyamoli@
発売日2025年10月10日

総評

オススメ度:

可愛らしい獣人キャラクターのデザインが魅力的で、ストーリーも先が気になる展開。さらにシステムも分かりやすく、序盤〜中盤は違和感なく楽しめる作品でした。

一方で、キャラクター数に対して合成できるポーションが少ないことや、お金の存在感が薄いなど、システム面では “物足りなさ” を感じる場面もあります。

遊び始めはテンポよく進められる一方で、終盤になるとやや単調さが続き、盛り上がりが弱くなる印象が残りました。

『イカスミポーション』の楽しさとは?

みんな可愛らしい!個性豊かな住人たちがいっぱい!

ポーション販売を進めていくと、個性豊かな住人たちとの出会いが待っています。

アイドルのようにキュートなウミヘビや、ナメクジのメイドといったユニークな面々が登場し、どのキャラクターも愛嬌たっぷりで魅力にあふれています。

情報を集めるために、住人とのスキンシップが必要になる場面もあり、軽く体に触れることもあります。

その触れ合いを通して得た情報から、キャラクターのことをより深く知ることができ、ひとりひとりの個性が少しずつ見えてくるのです。

そして気づけば、誰かの魅力にすっかり心を奪われている……その瞬間から、この作品の深さに引き込まれていくでしょう。

ちなみに、私のお気に入りはセイロウ。
あの姿を見るだけで、思わずうっとりするほど魅力的です。

ホタ
反応を見るたびにね、“あ、この子こんな顔するんだ…”って胸がきゅっとなるんだよ。

渡すポーションで変わる、キャラクターたちの細やかな変化

この作品では、ポーションを渡したあとにも小さな変化が起こります。

お客は購入の前に味見をして、そのポーションが本当に自分に合うものかを確かめようとします。そのときに起こる反応が、ときには思わずくすっと笑ってしまうほど微笑ましいのです。

陽気な人気王女がメガネをかけて急にクールになったり、パンにポーションをかけるとパンが突然踊りだしたりと、その演出はどれもユニークです。

そんな姿を眺めているだけで、キャラクターたちの可愛さに自然と心が惹かれていきます。

こうした細やかなこだわりが、イカスミポーションという作品の魅力をより強く引き立てているのです。

そして、正しいポーションを渡したあとは、小さなアフターストーリーが用意されています。その後の姿まで見られるのも、楽しみのひとつです。

ホタ
その子の変化を見るたび、“まだこんな表情持ってたんだ…”って新しい好きがふえていくんだよ。

『イカスミポーション』気になる部分

物語が進むにつれて薄くなるゲームシステム

本作は、液体と個体を組み合わせてポーションを作るシステムですが、終盤になるにつれてその要素がほとんど使われなくなっていきます。

それもそのはず、キャラクターの数に対してポーションの種類が約3分の1ほどしかなく、後半は新しいポーションを作る機会がほとんどありません。

そのため、終盤は“作る”という楽しさよりも、ただポーションを渡すだけの展開が中心になり、ゲーム性が薄く感じられました。

さらに、お金の使い道も序盤〜中盤を過ぎるとほとんどなくなります。

序盤では素材の購入に使っていたお金も、終盤ではストーリー進行のためのアイテム購入くらいに限られ、少し物足りなさがありました。

こうしたシステムの薄さはゲームの単調さにつながるため、もう少しボリュームがあったほうがより楽しめたと感じます。

ホタ
ポーションづくりのワクワクが減っていくのは、ちょっとさみしかったな。

負けたら最初からになるラスボス戦

最終戦では、ポーションを選択して戦う仕様なのですが、一回でも間違えるとボス戦の最初からやり直しになってしまい、ややストレスを感じる場面がありました。

スキップ機能自体はあるものの、同じ場面を何度も繰り返すことになるため、プレイヤーによっては少し不快に感じることもあると思います。

シーンスキップ任意セーブといった補助機能があれば、より遊びやすくなったと感じました。

あと、ボス直前のセーブはあまり活用がされず、機能としては浮いているように感じました。

シリアスなシーンでやや陽気なBGMが流れる

シリアスなシーンはタンバリンのような軽い音がバックに入り、場面の緊張感とやや合っていない印象を受けました。シリアスなシーンにもかかわらず、少しポップな雰囲気が出てしまっているように感じます。

全体的には良いBGMが多い作品ですが、シリアスな場面だけはもう少し明るさを抑えた曲調のほうが、雰囲気により合っていたのではないかと思います。

プレイしての個人的な感想

全体的に見て良作ではあるものの、終盤にかけてはやや単調さを感じました

キャラクターたちとの会話や表情の魅力は突出して素晴らしい反面、やはりゲーム性の薄さが気になるところです。

序盤は「いろいろなポーションが作れそう」というワクワク感がありましたが、終盤になるとその要素がほとんどなくなり、会話中心の展開に。そのため、少し飽きが見えてしまったのも事実です。

ただ、キャラクターの魅力自体は本当に素晴らしいので、今後もこのキャラクター性を生かした作品には期待したいと思います。

あと、ストーリーも悪くはなく、全体的に楽しめる内容でした。特にスミミの気になる過去や、カスミがどのように関わっているのかなど、興味を引く部分は多かったです。

終わりに

『イカスミポーション』は、可愛いキャラクターたちを見て楽しみたい人におすすめの作品です。ポーションを売りながら、さまざまなキャラクターの反応を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ちなみに下記記事でオススメの失敗集もまとめていますので、プレイした後にどうぞ!

ホタ
かわいい子たちと向き合うたびにね、自然と笑顔が生まれていく……そんな作品だったよ。
蛍火
ではまた。
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