【NeverAwake】気軽に遊べるツインスティックSTGーーレムと共に悪夢へ挑む【評価・感想】

悪夢を見たことがあるだろうか……。
過去のトラウマや、思い出したくない出来事。
悪夢にはさまざまな形があります。
その“悪夢”を倒しながら進んでいくのが、シューティングゲーム『NeverAwake』という作品です。
主人公レムは、ある事故をきっかけに眠り続けています。
夢の世界に現れるのは、過去の嫌な体験が姿を変えたモンスターたち。
そして立ち向かうのは、“心の中のもう一人のレム”。
多彩な武器やアクセサリを駆使しながら、悪夢へと挑んでいきます。
果たしてレムは、自らの悪夢を乗り越え、目を覚ますことができるのでしょうか。
それでは、『NeverAwake』のレビューをお届けします。
ホタ“心の中の悪夢”がそのままゲームになるなんて……他にはないタイプの物語だって、冒頭から感じたよ。
概要
| ジャンル | シューティング |
|---|---|
| プラットフォーム | Steam Nintendo Switch PlayStation Xbox Series |
| 開発元 | Neotro Inc. |
| 販売元 | Phoenixx Inc. |
| 発売日 | 2022年9月28日(初リリース) |
総評
オススメ度:
ツインスティックシューティングとしては非常に扱いやすく、武器やアクセサリといったシステム面も充実しています。初心者でも始めやすい点が、本作の大きな魅力です。
ステージクリアも“ソウルを集める”ことが条件となっており、必ずしもボスを撃破する必要がないため、プレイヤーの負担が軽い設計にもなっています。
ストーリー展開や装備の組み合わせによって、さまざまな遊び方が楽しめる一作です。
気になる点としては、終盤になると難しさを感じる場面が増えてくる所です。
初心者向けの設計ではあるものの、シューティングゲームとしての難易度はやや高めではあります。
それでも挑戦しやすく、じっくり向き合いたくなる作品と言えるでしょう。
『NeverAwake』の楽しさとは?
気軽に操作できる!ツインスティックシステム
『NeverAwake』の直感的な操作感は、プレイヤーに快適さを感じさせてくれます。
コントローラーでは、左スティックで移動、右スティックで全方向への攻撃。直感的な操作ができるため、自由度の高さも感じられます。


一般的なシューティングゲームでは、複数のボタン操作を使い分ける必要があり、忙しさを感じる場面も少なくありません。しかし本作では、基本操作をスティックに集約しているため、ボタン配置を細かく覚えなくてもスムーズにプレイできます。
こうした設計によってSTGの敷居が下がっており、初心者でも遊びやすいと感じました。
ちなみに、オートエイム機能も搭載されており、自動で射撃してくれるため、移動に集中できるのも嬉しいポイントです。







カスタマイズ機能で能力をパワーアップ!!
『NeverAwake』には、武器やアクセサリといったカスタマイズ要素が用意されています。


武器は通常ショットとは別に使用できるサブウェポンのような存在で、デコイを設置したり、ホーミングレーザーを放ったりと、ステージに応じて武器の変更が可能です。
アクセサリには、レムのシールド(体力)を強化するものや、サブウェポンの弾数を回復させるものなどがあり、さまざまな恩恵を受けられます。
そして本作の面白さは、それらを自由に組み合わせてステージに挑戦できる点にあります。
一般的なSTGでは武器が固定されていることも多いため、カスタマイズできる本作は戦略の幅が広く、攻略のしやすさにもつながっています。
こうしたカスタマイズ性が自由度を高め、『NeverAwake』をより奥深い作品にしていると感じました。







現実の悪夢がステージとして襲いかかる
挑戦するステージは、現実世界での嫌な出来事とリンクしており、それらが悪夢となって襲いかかってきます。
犬に吠えられたこと……
歯医者で治療を受けたこと……
両親が喧嘩していること……
さまざまな嫌な思い出が、ステージのモチーフとして表現されています。




そんな悪夢に立ち向かうのが、主人公レムです。必死に襲いかかってくる恐怖を撃ち抜いていく姿は、まるで自分自身の心と戦っているかのようにも感じられます。
レムを操作しながら物語を進めていくうちと、その想いに自然と引き込まれてもいきます。
STGはストーリー性が薄い作品が多い中、『NeverAwake』ではしっかりとした物語が用意されており、レムの心情にも深く触れられます。







『NeverAwake』の気になる部分
別ルートでは難易度が跳ね上がる
本作ではソウルを集めることが基本の目的となりますが、別ルートではそのソウルを破壊する展開へと変化します。このルートでは難易度が一段と上がり、やや厳しく感じられました。
一応、Route Aをクリアすればエンディングを迎えることができます。
しかしその後には、さらなる物語が待っていて、物語の続きが気になるプレイヤーは、再びステージへ挑むことになります。
その先に用意されているのが、この高難度ルートです。
救済措置として「Over Soul」というシステムも存在しますが、それでも敵の耐久力が高かったり、数が多かったりと、思うように進めない場面もありました。
STG初心者にとってはやや難しく感じるかもしれません。
ただ一方で、思わず挑戦したくなる絶妙な難易度でもあると感じました。







プレイしての個人的な感想
全体的に見て、秀作です。
STGは本来、難易度が高く、どちらかといえば少し身構えてしまうジャンルでもあります。
しかし『NeverAwake』は、その敷居を下げつつ、STG本来の楽しさをしっかりと感じさせてくれる作品でした。
本作は過去にも一度プレイし、今回あらためて再プレイしましたが、今でも完成度の高さを実感できます。
特に操作性とシステム面は、STGの中でもトップクラスだと感じました。
終わりに
『NeverAwake』は、STGに興味はあるものの「難しそう」と感じている人にこそオススメしたい作品です。
敷居をしっかりと下げながらも、STG本来の楽しさはきちんと味わえます。気軽に挑戦できる、完成度の高い一本だと感じました。









コメント(承認制)