【CONERU -DIMENSION GIRL-】こねるへの愛が試される!?険しい道のりを“二人で”進む2Dデートアクション【評価・感想】

地球観光にやってきた次元少女・こねる。
しかし、ちょっとした手違いでアンドロイド“ソクラテス”の体に入り込んでしまいます。
そんな最中、侵略集団・ヘイトフルーツカンパニーが姿を現し、気づけば二人は成り行きで戦うことに……。
けれど、ただ戦うだけではありません。
各地の観光スポットを巡ったり、漫画を読んだり――。
まるで“デート”をしているような、時間も流れます。
戦いながら、二人で楽しむ……そんな“デートのようなアクション”を描く作品、それが『CONERU -DIMENSION GIRL-』なのです。
ただし、その旅路は決して甘くありません。
進むほど道のりは険しくなり、こねるへの愛が試されていきます。
それでは、『CONERU -DIMENSION GIRL-』のゲームレビューをお届けします。
ホタ概要
| ジャンル | アクション |
|---|---|
| プラットフォーム | Steam Switch |
| 開発元 | HIKE Inc |
| 販売元 | HIKE Inc |
| 発売日 | 2025年5月29日 |
総評
| こんな人が対象 | オススメ度 |
|---|---|
| ・こねるの為なら、どんな障害も乗り越える | |
| ・アクションが苦手 ・単純作業が苦手 |
こねるの可愛さやソクラテスとの掛け合い、そしてワクワクするBGMといった演出面はとても魅力的です。
その一方で、アクションが苦手な人や、単調な操作の繰り返しが苦痛な人にとっては、途中で心が折れてしまう人もいる作品でもあります。
こねるがソクラテスに語りかけながら進んでいくため、会話を楽しみつつアクションを進められる点は良いのですが、ゲームデザイン自体はやや粗く、似たような展開が続く場面が多く見受けられました。
そのため、アクションに慣れていないプレイヤーほど難しく感じ、クリアするには“こねるへの愛”が試される作品だと感じました。
『CONERU -DIMENSION GIRL-』の楽しさとは?
こねるの愛がいっぱい詰まった、“デートアクション”
外に出たその瞬間から、こねるとの“デート”が始まります。
ただ歩いているだけで話しかけてくれたり、アクションをすると楽しそうに語りかけてくれたり――まるで隣で寄り添ってくれているような、そんな距離感に包まれます。


時には一緒に漫画を読んだり、観光スポットで会話を楽しんだりと、戦闘以外の場面でも、こねるの存在がすぐそばにあることを感じさせてもくれます。




そして何より、“こねるとのデート”はフルボイス。一緒に過ごす時間が、より特別で、楽しいものになります。







戦いの中で姿を変える……こねるの新たな一面
こねるは戦うことでエネルギーを蓄え、その力が一定に達すると、別の武器を扱えるようになります。
その名は “こねるんビーム”。
こねるんビームは、遠距離武器の中からランダムで一つが選ばれ、発動するまで何が出るのか分かりません。ただ、その種類は多く、どれが現れても飽きることがない技です。




そして、ドーナツを一定数食べることで発動するのが “るんるんモード”。
るんるんモード中はソクラテスの身体能力が大きく向上し、無敵化、壁壊しといった能力も付与され、進むだけで敵を倒せるため、爽快感が味わえます。
こねるんビームと、るんるんモード……この二つが重なることで、こねるとの“デート”はより楽しく、豊かな時間へと変わっていきます。







BGMがこねるとのデートをより豊かにする
裏で流れるBGMも、こねるとのデートをそっと後押ししてくれます。
陽気なBGMのときには自然と気分が明るくなり、少し不気味さを帯びたBGMが流れると、周囲の音やこねるの動きがいつもよりクリアに感じられる。
こうした音の演出が、こねるとの時間をより楽しく、深いものにしてくれるのです。
『CONERU -DIMENSION GIRL-』の気になる部分
全体的なゲームデザインの粗さ
こねるとのデートは楽しめるものの、アクション部分のレベルデザインは良いとは言えません。
縦に長いステージや迷路のステージの多く、移動の面倒くささが目立ちます。さらに、クリアまでに同じステージを3回も繰り返しプレイさせられる構造は、テンポを損ない、疲れやすさにつながると感じました。




そして、何より気になったのが武器がランダムで変わる仕様です。
開発側としては「いろいろな武器を使ってほしい」という意図を感じます。しかしランダム性のせいで、使いにくい武器が突然出てしまい、戦闘そのものがストレスに変わってしまう場面もあります。
特に、メイン武器は近距離なのに遠距離武器だけランダムに手に入る仕様は、使い勝手が悪く、楽しさよりもストレスが少し目立つと感じました。
武器をランダムにするにしても、強制的に変化するのではなくストック制や回数制限など、プレイヤーが選択できる余地があれば、もっと快適に遊べたのではないかと思います。







ゲーム難易度としては低め……ただ、アクションはやや高め
次の問題として、アクション部分の難易度の高さです。
ゲーム全体で見ると、受けるダメージが低かったり、復活機能が用意されているため、難易度そのものは高くありません。しかしアクションは、被弾しやすかったり、テクニックが求められる場面が多く、アクションが得意でない人にとっては難しい構成だと感じました。
特に気になったのが、登るステージの足場の配置。


るんるんモードを使えば簡単に越えられるものの、使用できない場合はアクションが苦手なプレイヤーにとって大きな壁になります。さらに、落ちるとやり直しになるため、プレイヤーの心も疲れてしまいます。
そしてもう一つ気になったのが、ラスボスだけ極端に難しい点です。
それまでのボスは優しめなのに、ラスボスだけ急に弾幕が激しく、回避も難しくなっています。この急な難易度差によって、挑戦する楽しさよりも大変さの方が目立ちました。
ごり押しで倒せるとも言われますが、ごり押し前提になってしまうボスというのは、さすがに難易度としても合っていない気がします。







UI面の利便性の不足
特に気になったのが、キーコンフィグが存在しないこととボス戦でポーズができない仕様です。
キーコンフィグについては、作品によって実装されていない場合もあるため仕方ない部分もあります。とはいえアクションゲームでは、ボタン配置が操作性に直結するため、可能であれば実装してほしいと感じました。
一方で、ボス戦でポーズができない仕様は個人的には理由が分からず、少し不便に感じました。休憩したいときや、やり直しをしたいときにポーズ機能は必須だと思うのですが、この作品ではそれができません。
アップデートで改良を重ねている点は好印象ですが、ポーズはどの場面でも使えるようにしてほしいと感じました。
プレイしての個人的な感想
全体的には良作ではあるものの、ゲームデザインの偏りによって遊びづらさが目立つ作品でした。
やはり気になるのが、武器のランダム性です。使いにくい武器が突然出てしまったときの絶望感は大きく、安定して戦うのが難しく感じました。
壁を“るんるんモード”でしか破壊できない仕様も、個人的にはあまり好印象ではありません。通常のアクションでも破壊できるようになっていれば、遊びの幅が広がったのではないかと思います。
そして、しゃがんでいても鉄球のダメージを受けてしまう仕様は、さすがに少し違和感を覚えました。


ただ、こねるの可愛さや会話は本当に楽しく、そこは大きな魅力として強く感じました。
よりゲームを楽しむために
『CONERU -DIMENSION GIRL-』はアクションゲームのため、コントローラーでプレイするのが特におすすめです。もし興味があって、まだコントローラーをお持ちでない場合は、購入を検討してみても良いと思います。
とくに、任天堂純正の「Nintendo Switch Proコントローラー」はSwitchだけでなくSteamでも使用可能で、使いやすさや操作感の良さで高い評価を受けています。一つの選択肢として紹介しておきます。
終わりに
『CONERU -DIMENSION GIRL-』は、こねるとのデートを存分に楽しみたい方におすすめです。
アクションの難しさはありますが、それ以上にこねるの存在がこの作品の魅力を引き上げています。








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