今回取り上げるのは『コーヒートーク(Coffee Talk)』です。
舞台はオーク、サキュバス、エルフといった他種族が生活する世界。夜に営業している喫茶店の主人公バリスタは、お客に“至福の一杯“を提供し、それぞれの悩みや想いに耳を傾けます。多種多様な悩みが人の数だけ存在する。その思いを聞いて、見届けるのがこの作品です。
ゲームシステムはシンプルで、お客に合わせた飲み物を提供するだけです。
では、『コーヒートーク(Coffee Talk)』のゲームレビューを本記事で解説していきます。
ホタ夜の喫茶店でどんな出会いと会話が待ってるのか、展開がきになる作品だね~!
概要
| ジャンル | アドベンチャー | 
|---|---|
| プラットフォーム | Steam Xbox One Switch PS5 / PS4  | 
| 開発元 | Toge Productions | 
| 販売元 | コーラス・ワールドワイド | 
| 発売日 | 2020年1月29日 | 
| 公式リンク | https://coffeetalkgame.jp/coffee-talk | 
総評
オススメ度:
会話の面白さ、キャラクターの魅力、そして落ち着いたBGMと全体的に非常によくできていて、アドベンチャー作品としては文句のつけようがなかったです。
ただ、文字を読むことが中心であるため、アクションや刺激を求める人には、少し物足りなく感じるかもしれません。
プレイ時間は2時間でした。
コーヒートークのここが面白い
様々な悩みを持った他種族の悩み話が聞ける
このゲームの最大の魅力は、他種族の何気ない悩み話です。
この世界に暮らす人たちも、私たちと同じように悩みを抱えています。
エルフとサキュバスの恋愛事情、狼族と吸血鬼の相棒話、やんちゃな猫娘を心配する猫親。そういった、何気ない会話に共感ができて、心地よく感じます。








個人的に面白かったのは、吸血鬼のハイドとサキュバスのルアの言い合うシーン。真ん中にいるフレイヤそっちのけで話が進むので、見ていて『フレイヤ不憫だな』と感じました。









組み合わせ方で至福の一杯が変わる飲み物作り
素材を組み合わせ多種多様な飲み物が作成できるのも、楽しめるポイントのひとつ。
自分たちが知っている飲み物だけでなく、オリジナルの飲み物も作れたりします。こんな飲み物があったという驚きもありました。




ラテアート機能もあり、自分好みの一杯を作れます。(ラテアートは難しくて蛍火は上手く作れませんでした。)







コーヒートークのここが気になる
試行錯誤しなくてはいけないレシピ作り
最初はレシピが分からない為、上手く飲み物が提供できずに失敗することがあります。失敗するとストーリーにも影響がでるため、非常に厄介です。
対策としては、フリーサーブという機能で何回も飲み物を作成して、レシピを探し出すか、攻略サイトを参考にして進めるかの二択となります。
何回も挑戦して答えを導き出すか、楽してストーリーを進めるか。どう選択するかはプレイヤー次第です。
個人的な感想
全体的に見て秀作でした。
全体的にクオリティが高いものありますが、他種族間での会話は現代社会においても重なり合うところがあり、話をきいていて共感するところが多かったです。
人と違うところ、娘の心配、新天地での不安、こういった悩みは種族関係なくても起こることです。だからこそ、この作品の会話は心に響き、さまざまな想いを感じさせてくれるものだと思います。
終わりに
『コーヒートーク(Coffee Talk)』は、落ち着いたBGMで会話を楽しみたい人にとってオススメの作品です。プレイ時間も短めで、ちょっとした空き時間に遊べる手軽さもあります。







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