『溶鉄のマルフーシャ』は国境の門を守るハイテンポシューティングゲームで、シューティングゲームとタワーディフェンスを合わせた作品。
パン屋で静かに働いていた少女マルフーシャが徴収されて、少ない給料ながらも、国境の門を守るというストーリー。
門を防衛して給料を貰い、その給料で防衛を強化しながら、100日間門を防衛するというゲームシステムの為、直感操作でもできます。
そんな、『溶鉄のマルフーシャ』の魅力を本記事で解説していきます。
ホタ概要
| ジャンル | ハイテンポシューティングゲーム |
|---|---|
| 開発元 | hinyari9 |
| 販売元 | PLAYISM |
| プラットフォーム | Steam Switch PS4/PS5 Xbox One |
| 発売日 | Steam 2021年8月27日 Switch / PS4 / PS5 / Xbox One 2023年4月6日 |
| 販売元リンク | Steam PLAYISM |
総評
オススメ度:
キャラクターやグラフィック面は非常に優れている一方で、ゲーム難易度のバランスやゲームプレイの単調さが気になる作品です。
やり込み要素としては「マルチエンディングの回収」と「チャレンジモード」が用意されています。
マルチエンディングの回収は引き継ぎ要素がない為、やや大変です。しかし、チャレンジモードは好きなキャラクターも使えるのでタワーディフェンス好きでなく、色々なキャラクターを使いたい人でも十分に楽しめる内容となっています。
良かった点
可愛いだけじゃない、個性豊かなキャラクター
『溶鉄のマルフーシャ』の最大の魅力は、個性豊かなキャラクターたちです。ドット絵の可愛らしいビジュアルに加え、それぞれの性格や会話シーンがゲームをより楽しくしてくれます。
特にライカは憎めない性格で、手作りの説明プロットを作ったり、突然距離を縮めてきたりと、思わず笑ってしまう場面が多くあります。




他にも、アイドルのようなアルビナや、どこでも寝てしまうフェリセットなど、個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。それぞれのキャラクターにユニークな魅力があり、プレイしていてとても楽しくなります。











直感的で遊びやすいゲームシステム
門を防衛し、お金を貰って、お金を使って強化し、また防衛するというシンプルなゲームサイクルなので、比較的分かりやすく、説明を読まなくても直感的にプレイできます。ゲームスピードも速い為、短時間でゲームクリアすることもできます。









タワーディフェンス好きにおすすめのチャレンジモード
チャレンジモードとは、ゲームオーバーになるまで永遠に防衛を続けられるモードです。無限に防衛を楽しめるため、タワーディフェンス好きには特に魅力的なモードとなっています。
さらに全キャラクターを選択できるので、お気に入りのキャラクターでプレイ可能です。加えてランキング機能も実装されており、やり込みたい人はさらなる高みを目指せます。


気になる点
単調さが目立つ
『溶鉄のマルフーシャ』はシンプルで分かりやすいゲームシステムが魅力ですが、プレイ内容がほぼ同じことの繰り返しになるため、単調さが気になります。
大きな変化が少ないため、人によっては途中で飽きてしまう可能性があるので、作業系が苦手な人にはあまりオススメできない作品かもしれません。







ゲームが難しく感じることも
特定の日には通常日とは違って大量の敵やボスが出現します。その為、防衛の強化や対処がうまくできないとゲームオーバーになることがあります。
ただし、リトライ機能があるので何度でも挑戦可能です。それでも、ゲームプレイに慣れていない人にとっては少し辛い場面があるかもしれません。







ディストピアな世界観のため、ストーリーは好みが分かれる
ディストピアな世界観のため、全体的にやや重く、必ずしも幸せな結末ではありません。人によってはストーリーの結末がつらく感じられるかもしれず、その場合は合わないと感じる可能性があります。
個人的にはこういう終わり方もあるものだと感じました。
個人的な感想
単調さが目立つ作品ではありますが、それ以上にキャラクターの可愛さが魅力的で、個人的にはあまり気になりませんでした。
もともとタワーディフェンスが好きということもあり、「どの強化を選ぶか」「次はどう動こうか」と考える過程も楽しむことができました。
そして、ライカとマルフーシャはやっぱりいいな!!くすっと笑ってしまう。




終わりに
『溶鉄のマルフーシャ』はタワーディフェンス好きや可愛いキャラクター達を見たい人にとってオススメの作品です。可愛いキャラクターがいるだけでも癒されますよね。









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