【River City Girls2】ボリュームアップしたオンライン想定の続編ーーソロプレイだと辛いゲームデザイン【感想・評価】

今回紹介するのは、『River City Girls(リバーシティガールズ)』が大幅にボリュームアップして帰ってきた続編の『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls 2(リバーシティガールズ 2)』です。
前作からマップ規模が拡大し、空中コンボなどの新アクションも追加。さらに本作では、最初から「くにお」と「りき」も使用可能になりました。
前作以上にパワーアップして帰ってきた本作……果たしてどのようなベルトスクロールアクションが待っているのでしょうか。
それでは、『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls 2』のゲームレビューをお届けします。
ホタ前作からさらに大きくなって帰ってきた『River City Girls』……どんな新しい楽しさが待っているのか、最初からワクワクが止まらないね!


概要
| ジャンル | ベルトスクロールアクション |
|---|---|
| プラットフォーム | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Xbox One Steam |
| 開発元 | WayForward |
| 販売元 | アークシステムワークス |
| 発売日 | 2022年12月1日 |
前作からの変化ポイント
- マップボリュームが約2倍以上に!!
- 最初から「くにお」「りき」が使用可能。更に新しい仲間が2人増え、全プレイアブルキャラクターが6人へ。
- 空中コンボが実装!
- 助っ人を2人付けることが可能になり、拠点でいつでも呼び出し可能。
- オンラインプレイが可能。
- 日本語ボイスが実装。
総評
前作同様、アメコミ風のイラストによるコミカルな演出や、細かいドット絵で生き生きと動くキャラクターたちは非常に良かったです。
その反面、全体的に前作よりも自由度が減ってしまった印象を受けます。街中を探索してストーリーを進める際、毎回のように「お使い」が発生し、それを解決しなければ先へ進めません。しかも、中には制限時間がシビアなミニゲームも存在しているため、人によってはそこで詰んでしまう可能性もあります。
また、ボス戦もギミック重視の戦闘に寄ってしまい、前作ほど爽快なアクションが得られず、ストレスがたまる場面が多めです。
ボリュームの増加や新アクションの追加といったパワーアップ部分は良かったものの、実際にプレイしていると辛さを感じる場面が多く、前作よりも純粋に楽しみにくい仕上がりになっていると感じました。
全体的にオンラインを想定したゲームデザインとなっているため、前作よりも高い難易度にもなっています。
『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls 2』の楽しさとは?
前作と雰囲気は変わらない!!アメコミ風くにおくん
今作も前作と同様にアメコミ風となっており、コミカルな演出が楽しめる内容になっています。さらに新規キャラクターとしてダブルドラゴンのヒロイン「マリアン」も参戦し、前作以上に個性豊かな面々が揃っています!
他にも「みさこ」と「きょうこ」の撃退法を面白おかしく流している演出もあり、クスッと笑える面白さが感じられます。




もちろん前作にいたキャラクターも登場。新旧含めていろいろなキャラクターに出会えます。




懐かしい顔ぶれや、新しいキャラクターに出会えるのは続編ものとしては楽しめる作品だと感じます。









前作よりも壮大になったリバーシティー
前作は6エリアでしたが、今作は8エリアに増加。既存のエリアもかなり拡大し、ボリュームは2倍以上になりました。さらに、室内にも入れるようになり、マップの広がりがより感じられます。




そして、エリアの構成も一部が変化。前作のリバーシティーの面影とは打って変わって、全く別の雰囲気になってしまった街も存在しています。


こういった変化を見ているだけでも、ワクワクしてきて、各エリアを巡るのが楽しくなってきます。









遂に実装された日本語ボイス
前作では英語ボイスしか実装されていませんでしたが、今作ではついに日本語ボイスが実装されました。しかも、各ショップ店員にもボイスが実装されているという徹底ぶりです。
そして、パートナーのボイスも変更可能になり、ストーリーを進めていると選んだキャラクターがしっかりと喋ってくれます。


日本語ボイスの実装によって、リバーシティがよりコミカルな雰囲気になっていると感じました。









『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls 2』の問題点
ギミック寄りになってしまったボス戦
前作のボスは、ややギミック的な要素はあったものの、そこまで嫌らしいものはなく、比較的歯ごたえがある戦闘が多めでした。しかし、今作では完全にギミック重視の戦闘になってしまい、アクションとしての楽しさが薄れてしまっています。
今作のボスは一定以上のダメージを与えると「ダメージストップ」が入り、ボスのギミック攻撃が終わるまでは次のダメージを与えることができません。しかも、そのギミック自体に楽しさが感じられず、やっていてストレスが溜まるものが多めでした。
特に「ツイコ」というボスが非常に酷く、エリア一面に浮遊物を置いてきたり、待機中はダメージを無効化したりと、ボスとしてやりたい放題な印象でした。おまけに、ラスボスよりも強いです。
もちろん、回復アイテムを大量に使用してゴリ押しで戦うことはできます。しかし、回復アイテムに頼り切るゲーム性は、楽しさよりも「作業感」が強くなってしまうため、アクションゲームとしてはあまり良い調整とは言えません。
おそらく、この調整の背景には「オンライン前提」という建前があるのだと感じられます。
ソロプレイでも楽しくプレイできるような、レベルデザインが必要だと感じました。









詰んでしまう可能性のあるミニゲーム
ストーリーの途中に箱を1分以内に船へと投げ入れるミニゲームが存在するのですが、これがソロプレイだとかなりシビアで詰んでしまう可能性が見受けられました。
シンプルなミニゲームではあるものの時間制限もあり、落ちてくる箱のスピードもやや遅め。そして、敵の妨害もあるため、一筋縄ではいきません。正直、ここで何回やり直したのかわからないくらいです。


ミニゲームを実装するのはいいですが、ストーリー進行で詰まるような難易度のミニゲームはゲームデザイン的にも良くないので、もう少し救済措置を用意するか、最初から実装しない方が良いと感じます。









『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls 2』の気になる部分
お使いが多くて嫌になるストーリー
街を探索してストーリーを進めていると、毎回「これか」というくらいにお使いクエストが発生し、エリア内を探索させられることが多くなります。
- ダンスフロアに入るためには、高得点を取る必要がある。
- ゲームセンターに向かうと、コインが必要になる。
- 複数個所で雑魚敵を倒しながら、コインを集めをする。
- コインを集めた後は、ゲームセンターでミニゲームをする。
- ダンスフロアに入れる。
といったストーリー構成になっています。
正直このお使いクエストは単調で、毎回各街で似たようなことをやらされるので、ただただ面倒に感じてしまいます。




オンラインプレイならワイワイできるのかもしれませんが、ソロプレイだとかなり面倒になり、途中で辛くなってやめてしまう可能性はあると感じます。









後半になるほど辛くなる「敵の硬さ」と「敵の多さ」
前作は序盤が辛く、終盤に歯ごたえがある難易度でしたが、本作ではその逆になっています。序盤は敵を倒しやすいものの、終盤は敵が硬くて数も多く、かなり手強い印象を受けました。
特に、お使いクエストなどで出現する敵の数が尋常ではなく、ソロプレイだとかなり辛く感じます。
オンラインプレイならワイワイできるのかもしれませんが、これもソロだとかなり辛い仕様でした。
プレイしての個人的な感想
全体的に見て、ストレスゲームです。
本作は2回目のプレイとなりますが、本当にソロで遊ぶと嫌になってくる作品だと思います。特にボス戦におけるギミックのレベルデザインが良くなくて、異常に辛いボスだったり、あっさり倒せる簡単なボスだったりと、全体的な難易度のバランスが整っていなかった印象です。(ツイコが本当のラスボスだったのでは……と感じるほどでしたね)
そのため、アクションとしての楽しさは前作よりも感じられず、本当に残念な仕上がりでした。
ちなみに、今作も100%攻略記事を書こうと試みたのですが、全ての要素を回収したとしても残り数パーセントがどうしても足りず、途中で断念しています。トロフィーや実績のコンプリート泣かせな作品にもなっています。
まあ、これまで色々なゲームをクリアしてきたので、こういう理不尽なゲームであっても、できるなら最後まで頑張れはします。ゲームレビューも書きたいですし……。
終わりに
『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls 2』は、複数人で『リバーシティガールズ』を遊びたい人にオススメな作品です。
ソロプレイだとボス戦やお使いが辛い印象ですが、複数人でワイワイ遊ぶのであれば、一緒に頑張れる作品だと感じますね。










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