【熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls】くにおくんがアメコミ風に!?――River Cityで起こる少女たちの戦い【感想・評価】

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今回紹介するのは、『熱血硬派くにおくん』をアメコミ風にアレンジし、ユーモアあふれる作品になった『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』です。

主人公は、「くにお」や「りき」……ではなく、彼らの彼女を名乗る「みさこ」と「きょうこ」。2人は誘拐されたくにおとりきを救い出すため、危険な街へと繰り出します。

ゲームシステムは、王道のベルトスクロールアクションに「メトロイドヴァニア」の探索要素をプラス。敵を倒してお金を稼ぎ、新しい技を覚えながら、各エリアを支配するボスを撃破していきます。

はたして、くにおとりきの行方とは……?

それでは、『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』のレビューをお届けします!

ホタ
49本目!!
今までとは作風の違うくにおくん……アメコミ風になってどんな面白さを見せてくれるのか、ワクワクが止まらないね!
目次

概要

ジャンルベルトスクロールアクション
プラットフォームPlayStation 5
PlayStation 4
Nintendo Switch
Xbox One
Steam
開発元WayForward
販売元アークシステムワークス
発売日2019年9月5日

総評

オススメ度:

アメコミ風のイラストによるコミカルな演出と、細かいドット絵で生き生きと動くキャラクターたちが非常に魅力的な作品です。収集要素など多少はあるので、マップを探索する楽しさも味わえます。

ただし、序盤の学校は辛く、全体的に敵の体力もやや硬め。アクションゲームに慣れていない人だと、少しつまずいてしまう場面もあるかもしれません。しかし、豊富なアイテムでこまめに回復したり、新しい技を覚えていったりすることで、戦闘はどんどん楽しくなっていきます。

バトル自体は最後まで一貫してシンプルなので、人によっては「単調」と感じる場面もありますが、素晴らしいドット絵と多種多様なキャラクター達が、飽きさせずに最後まで引っ張ってくれます。

『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』の楽しさとは?

今までのシリーズとは違う?現代風アメコミデザイン!

『くにおくん』シリーズと言えば、リアル風なデザインや、デフォルメされたミニキャラのイメージが強いかもしれません。しかし、外伝である本作『River City Girls』では、キャラクターデザインが一新され、よりアニメ調で現代風なアメコミチックに描かれています。

シリーズで有名なキャラクター「みすず」もボスとして登場しますが、これまでの面影を残しつつも、より凶暴でパワフルなデザインにパワーアップ!他にも、ちょっと中二病チックになった「山田」が登場するなど、一味違ったくにおくんキャラクターたちの姿を楽しめます。

さらに、過去作に登場した懐かしのキャラクターたちが、街のショップの店員として働いていたりする小ネタも……。アメコミ風になっても『くにおくん』らしさやファンサービスがしっかり詰まっており、見ているだけで飽きない工夫が楽しさを引き立ててくれます。

ホタ
新しいデザインなのに、ちゃんと『くにおくん』らしさが残ってる……その絶妙なバランスが、シリーズファンにも新規プレイヤーにも刺さるんだよね。

繊細なドット絵で生き生きと動く!キャラクターやアクションの魅力

本作に登場する敵やモブキャラクターはもちろんのこと、主人公である「みさこ」と「きょうこ」のアクションアニメーションにも磨きがかかっています。

攻撃や移動といった一つ一つの動作が、本当に細かく繊細なドット絵で表現されており、コントローラーでキャラクターを動かしているだけでもワクワクする楽しさがあります。

画面の中で生き生きと動くキャラクターたちの姿は、見ているだけでも十分に満足できるクオリティに仕上がっています。

ホタ
画面の中で動くキャラクターたちを眺めているだけで、楽しくなっちゃう……コントローラーで操作するたびワクワクする体験が訪れるんだよね!

裏で流れるBGMがバトルの楽しさをさらに引き上げる!

ゲームにおいてキャラクターデザインやストーリー性はもちろん大切ですが、それと同じくらい重要なのが「BGM」です。アクションゲームである本作のBGMは、作品のポップな雰囲気に合うものが多い印象でした。

ボス戦では、戦闘を盛り上げてくれる8bit音が流れたり、フィールドでは落ち着いたボーカル入りのBGMが流れたりと、耳でもプレイヤーをワクワクさせてくれます。

音楽が素晴らしいと、アクションもより楽しさが増して、ワクワクするものに感じられます。

ホタ
気づいたらリズムにのってプレイを楽しんでいる……それくらい、耳に残る音楽がプレイの記憶をより深く刻んでくれるんだよね。

『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』の気になる部分

最初の学校ステージは、過酷な戦闘を強いられる‼

本作は新しいアクションを覚えたり、アイテムを使用したりして進めたりするシステムですが、最初のステージである「学校」では、それが全く使用できず、苦戦を強いられるかもしれません。

特に、最初のボスである「みすず」を倒さないと学校の外に出られず、街の探索を進めることもできません。一応コンティニュー機能はあるものの、敵が弱体化する救済措置などはないため、自力で頑張って超える必要があります。「ここで諦めて辞めてしまう人も多いのでは……」と感じるほどです。

タックル攻撃は避けづらい
ジャンプ攻撃もタイミング要求されたりする

せめて、最初のボスの手前でもアイテムが購入できれば良かったですね。

ホタ
新しいアクションもアイテムも使えない状態でみすずと戦うのは、思った以上に手強くて……ここが最初の関門って感じなんだよね。

強化しても変わらない雑魚敵の硬さ

本作にはRPGと同じようにレベルアップ機能が存在しており、敵を倒すと経験値がもらえ、能力が向上していきます。しかし、いくら能力を向上させてもあまり敵の硬さは変わらず、毎回倒すのに苦労します。

確かに、アクションゲームは歯ごたえがないと飽きてしまう可能性はあります。しかし、どれだけ強化しても敵の硬さが変わらないと、人によっては辛く感じてしまい、途中で積んでしまう原因にもなりかねません。

ベルトスクロールアクションというジャンル上、仕方がない部分はあるかもしれませんが、せめて前のエリアで出てきた雑魚敵くらいは、もう少し体力を少なめにして、サクサク倒せる調整にしてほしかったなと感じました。

ホタ
歯ごたえがあるのは楽しいけど、それが最後まで変わらないとちょっと疲れてしまう……もう一歩、快適さも欲しかったんだよね。

日本語ボイスは未実装、英語音声のみ

本作はアメコミ風のテイストを主体としているためか、日本語ボイスは実装されておらず、音声はすべて英語となっています。

そのため、「日本語音声でストーリーを楽しみたい人」や「ゲーム中に細かな字幕の文字を追うのが苦手な人」にとっては、やや好みが分かれる部分かもしれません。

アメコミ風の世界観に合わせるために、あえて日本語ボイスを実装しなかったのかもしれません。

ホタ
アメコミ風の雰囲気を優先したのかも……って納得はできるけれど、日本語で聞きたかったって気持ちもちょっと残るんだよね。

プレイしての個人的な感想

全体的に見て、秀作です。

今まで『くにおくん』作品は触れてきませんでしたが、そのビジュアル面に惹かれて購入した作品です。今回で2回目のプレイとなりましたが、相変わらず楽しい内容でした。

現代に合わせたアメコミ風なイラストは昔のシリーズとは違った印象になり、新しく触れてみようというきっかけになります。そこから「過去作のくにおくんも遊んでみたい」という人が出てくると思うので、非常に良い試みだと感じました。

私自身、いまだに過去作の『くにおくん』シリーズはプレイしたことがないので、機会があればぜひやってみたいと思います。

終わりに

『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』は、今まで『くにおくん』シリーズに触れてこなかった人や、一風変わった『くにおくん』をプレイしてみたい人にオススメの作品です。

ただ、アクションゲームとしては少し歯ごたえのある難易度なので、プレイする際には少し注意が必要かもしれません。

ホタ
アクションはやや辛い所もあったけど、いままでとは違ったユーモアが見えて良かった。新しい『くにおくん』を味わえた作品だったね。
蛍火
ではまた。
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