【Unpacking】荷物の中と共に”人生”を歩むパズル【評価・感想】

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人は“引っ越し”と聞くと、どんな感情を思い浮かべるでしょうか。
希望、不安、そして少しの大変さ……きっとさまざまな思いがよぎるはずです。

そんな引っ越しを通して、ひとりの女性の人生をたどっていく――それが、荷解きパズルゲーム『Unpacking(アンパッキング)』です。

段ボールを開き、そこから出した物を置いていくだけというシンプルな操作で、気軽に遊べる作品でもあります。

それでは、『Unpacking(アンパッキング)』のゲームレビューをお届けします。

ホタ
19本目!ただ置いていくだけなのに、物語がふわっと感じられるんだよねっ。
目次

概要

ジャンルパズルゲーム
プラットフォームSteam
Nintendo Switch
PlayStation4
PlayStation5
Xbox One
開発元Witch Beam
販売元Humble Games
発売日2021年11月2日(初リリース日)

総評

オススメ度:

気軽に荷解きできる楽しさ、自分の手で物を置いていく面白さ、そしてドット絵で描かれた日常風景。

全体的に丁寧に作られ、完成度の高い作品だと感じました。

一方で、ボリュームは控えめ
全8ステージでプレイ時間はおよそ3〜4時間ほど。

ただ、気軽に楽しめるパズルとしての心地よさや、荷物を通じて人生が浮かび上がってくる感覚は、この作品ならでは。

整理したい時や、少し気分転換したい時にぴったりの一本です。

Unpacking』の楽しさとは?

現実では大変な“荷解き”を、気軽に楽しめる体験

荷解きという作業は、どうしても大変で、普段ならできれば避けたいものだと思います。
しかし、『Unpacking』ではその荷解きが、驚くほど簡単に進んでいきます。

段ボールを開き、ワンクリック(ワンボタン)で物を動かし、置いていくだけ。
それだけで、ひとつの部屋の荷解きが完了してしまうのです。

“普段ならやらないこと”を、気軽にゲームとして体験できる……そこに、この作品ならではの魅力が詰まっています。

ホタ
ポンポン置くだけで部屋が整っていくのが楽しすぎて、気づいたら夢中になってるんだよねっ!

荷解きの中から浮かび上がる、ひとりの女性の人生

各年代で荷解きを進めていくと、主人公の人生がそっと姿を見せてくれます。

  • フィギュアやぬいぐるみをたくさん集めていた子供時代。
  • 誰かの影響を受けたような物が並び始める学生時代。
  • パートナーと暮らし初めて、新しい物が増えていく大人時代。

そうした各時代の荷物の中から、物語が静かに浮かび上がってくるのです。

とくに目を引くのが、幼いころから大切にしてきた豚のぬいぐるみ。
この子だけはどの年代にも登場し、主人公がどれだけ大切にしているのかがよく分かります。

こうして荷解きをしながら、その人の物語を読み取っていく――そこに、この作品ならではのストーリー性が詰まっています。

ホタ
荷物を開くたびに、その人の人生がそっと見えてきて……なんだか心がそっとあたたかくなるな。

生活感をリアルに映し出す、こだわりのドット表現

『Unpacking』のドット表現は、生活感をそっと感じさせてくれ、まるでその部屋で本当に暮らしているかのような臨場感が伝わります。

細部に作り込まれている為、ただ物を置くだけで“生活の匂い”が伝わってくるようなリアリティも感じられます。

とくに驚いたのは、静止画だけでなく“動き”まで用意されていること。
ゲーム機の電源を入れると、画面に映像が映し出され、その瞬間だけ本当にその部屋で暮らしているかのような感覚になるのです。

こうした細やかな表現の積み重ねが、プレイヤーの体験をより魅力的なものにしてくれます。

ホタ
ちいさな描き込みなのに、生活の温度が伝わってくるんだよね。

Unpacking気になる部分

ボリュームは控えめ

クオリティが高い反面、全体のボリュームは控えめです

終盤になれば部屋数は増えるものの、ステージは全8つ。そのため、やや物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

ただ、短時間でプレイしたい人にとっては、ちょうど良い長さの作品とも言えます。

設置した物が正しく認識されない

Unpacking』は、指定された場所に物を配置し、すべて正しい位置に置くことでクリアとなります。

しかし、プレイ中にどこに置いても判定がおかしくなるバグがまれに発生することがありました。

一応、“どこにでも置ける”オプションを有効にすれば詰まることはありませんが、正しい位置でクリアしたいプレイヤーにとっては少し気になる部分かもしれません。

プレイしての個人的な感想

全体的に見て、良作です。

気軽に物を置くという動作は、現実世界でやろうとすると意外と大変で、置き方を間違えると片付け直しになったりして、思ったより手間がかかります。しかし、このゲームでは気軽に荷解きが体験でき、自分なりに物を置くという楽しさがしっかり味わえました。

さらに、荷解きを通して主人公の人生が少しずつ見えてくるストーリー性があり、作品全体から “どんな人生を歩んできたのか” が伝わり、その歩みが感じられました。

こういった作品は、時々プレイすると意外とハマってしまう魅力があります。

似たような作品がまたあれば、遊んでみたいと感じました。

終わりに

『Unpacking(アンパッキング)』は、気軽に荷解きを楽しみたい人や、自分なりに部屋に物を置いていきたいにおすすめの作品です。

短時間で遊べてサッと終えられるため、ちょっとした気分転換にもぴったりです。

ホタ
物をひとつずつ置いていくだけなのに、この人の人生を見守れた気がして胸がぽかぽかしたよ。
蛍火
ではまた。
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